イベントとは、あるコードを実行する合図となる出来事(例えば「マウスでクリックした」「スペースキーを押した」など)のことです。
スプライトのコードエリアの左には、9個の丸いボタンが並んでいます。
上から4番目の「イベント」をクリックすると、下のように、いくつかのイベントに関するブロックが表示されます。
このページでは、上から3個のブロックについて解説します。
ブロック
緑の旗がクリックされたときに、このブロックの下につなげられたコードを実行させるブロックです。
下は、緑の旗がクリックされたときに、このコードが設置されたスプライトが、2秒間「こんにちは!」というコードです。
ブロック
キーボードの特定のキーがクリックされたときに、このブロックの下につなげられたコードを実行させるブロックです。
ブロックの中ではじめはスペースキーが選択されていますが、他のキーを選択することもできます。
下は、スペースキーがクリックされたときに、このコードが設置されたスプライトが、2秒間「こんにちは!」というコードです。
ブロック
下は、このコードが設置されたスプライトがクリックされたときに、そのスプライトが、2秒かけてランダムな場所へ移動するコードです。
イベントは1個のコードエリアに複数個書くことができます。
下は、このコードが設置されたスプライトが、キーボードの「←」キーがクリックされたときに左に回転して、「→」キーがクリックされたときに右に回転するコードです。
スプライトとステージは、それぞれ1個づつ、コードを作るためのコードエリアを持っています。
ステージに、ネコとクマのスプライトがあるとします。
ネコのスプライトに下のようなコードを設置します。
次にクマのスプライトに下のようなコードを設置します。
ステージ上のネコ、クマをクリックしてみましょう。
それぞれ、「私はネコです」「私はクマです」というはずです。