リストは、複数の変数をひとまとめにしたものです。
変数のページで、変数を箱に例えましたが、リストは、データの入った箱が一列にならんでいるようなものです。
これらの箱を、「1番目」「2番目」「3番目」… と呼ぶことで、どの箱なのかを特定します。
下は、1番目の箱に「いちご」、2番目に「メロン」、3番目に「バナナ」という言葉が入ったリストのイメージです。
リストは、欠番はありません。
もし2番目のメロンを消すと、今まで3番目だったバナナが2番目になります。
また、リストには同じ番号が複数存在することはありません。
もし1番目の次にスイカを入れると、2番目と3番目だったメロンとバナナが、3番目と4番目になります。
リストの作り方 コードの「変数」カテゴリの「リストを作る」ボタンを押します。
下のような画面が現れるので、新しくつくるリストの名前を決めます。ここでは、「果物」にしました。
「OK」ボタンを押します。
ステージに「果物」という名前の空のリストが表示されました。
追加する
このようなコードを設置してみましょう。
「果物」リストに、いちご、メロン、バナナの順番で追加されていきます。
緑の旗を押すと、ステージのリストの表示がこのようになります。
削除する
空の「果物」リストに、いちご、メロン、バナナの順番で追加して、3秒後に2番目のメロンを消してみます。
2番目のメロンを消すと、3番目だったバナナが2番目になります。
挿入(そうにゅう)する
空の「果物」リストに、いちご、メロン、バナナの順番で追加して、3秒後に2番目にスイカを挿入してみます。
2番目だったメロンが3番目に、3番目だったバナナが4番目になります。
追加と挿入の違い
「( )を( )に追加する」ブロックでは、新たなデータを、リストの一番最後に追加します。 「( )の( )番目に( )を挿入する」ブロックでは、新たなデータを、リストの中の指定した場所(「〇番目」)に挿入します。
「( )の( )番目」ブロック
このブロックは、指定したリストの指定した場所のデータが入ったブロックです。
「( )の長さ」ブロック
このブロックは、リストのデータの個数が入ったブロックです。
「( )に( )が含まれる」ブロック
制御カテゴリの「もし( )なら」ブロックや「( )まで繰り返す」ブロックなどで用います。